資源エネルギー庁のエネルギー教育教材を制作のイメージ

資源エネルギー庁のエネルギー教育教材を制作

「もしも電気がなくなったら?」「エネルギー政策を考えよう」という2種類の小学生向けプログラム
クライアント
経済産業省資源エネルギー庁、株式会社博報堂、株式会社ワン・パブリッシング
カテゴリ
教材・プログラム開発
担当スタッフ
岩田拓真
木幡壮真
星功基

エネルギーを自分ごと化して探究しよう

「もしも電気がなくなったら?」「エネルギー政策を考えよう」という2種類の探究学習プログラムを開発し、資源エネルギー庁 エネルギー教育推進事業事務局が運営する 「SDGsエネルギー学習推進ベースキャンプ」にて公開しました。どちらも小学生3〜6年生を対象としたエネルギー教育に関する授業(45分×2コマの構成)で、児童が実感しにくいエネルギーに関わる問題を「自分ごと化」し、教科(理科・ 社会)を横断する形でエネルギーに関する知識の理解を目指します。

本プログラムに取り入れた「エネルギー教育の視点」は以下の4つです。

① エネルギーの安定供給の確保
② 地球温暖化問題とエネルギー問題
③ 多様なエネルギー源とその特徴
④ 省エネルギーに向けた取り組み

特に①,②,③については、規模の大きさ・日常生活との関わりの少なさから、児童にとって明確なイメージが描きにくいという問題があります。それに対して、日常生活と密接に結びついたクイズや、ユニークなお題に対して自由に想像・表現ができるワーク、生徒同士で協力しながら楽しく取り組むことのできるシミュレーションゲームなどを活用し、「自分ごと化」しやすいプログラム設計を工夫しました。

プログラム1「もしも電気がなくなったら?」

学校・家庭といった日常生活を起点に、電力が十分にない状況やその原因を想像す ることで、実際のエネルギーにまつわるリスクや諸問題への関心を高め、理解を促進します。

プログラムの詳細・資料ダウンロードは、こちらから。

プログラム2「エネルギー政策を考えよう」

架空の国の政府の立場に立ってエネルギー政策を考え、電力の安定供給を目 指すゲームに取り組みます。これにより、国の特徴に応じて多様なエネルギー源を組み合わせながら、エネルギー を安定供給していく大切さ・難しさを体感的に学習できます。

プログラムの詳細・資料ダウンロードは、こちらから。

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