河合塾の進路探究授業「ミライの時間」のイメージ

河合塾の進路探究授業「ミライの時間」

進路選択の前に、12の学問を探究して視野を広げよう
クライアント
学校法人河合塾
カテゴリ
教材・プログラム開発
担当スタッフ
岩田拓真

進路をどのように決めるのか?

高校生はどのようにして、進学先の大学や学部・学科を決めるのでしょうか。科目の好き嫌いや得意不得意、憧れの職業にたどり着ける学部などさまざまな考え方がありますが、進路選択において抜け漏れやすい視点がいくつかあります。『ミライの時間』はそれを補完するユニークな進路探究授業です。

「学問」に触れ、大学レベルの学びを知る

その一つは、「学問」に触れる経験です。高校の授業は主に英数国理社の5教科を中心としていますが、大学で修める学問はもっと広い分野を対象としており、かつ専門領域ごとに細分化されています。学問とはなにか、どのような種類や特徴があるのかという基本的なことを知らずに進路選択をしなければいけないという、構造的な課題があるのです。

これに対し『ミライの時間』では、例えば「時間」というテーマを物理学から生物学、経済学、心理学までの12にわたる学問から探究します。各授業50分間で構成されており、クイズやワークを通じてそれぞれの学問のエッセンスを学ぶことができます。一つの事象も分析する観点が異なると見える世界が違ってくる・・・そのような「問いも答えも一つではない」経験をとおして、学問に対する知見を広げ、自分に合うアプローチを探します。

「意思決定」の理論を学び、進路選択に適用する

もう一つが、高校の授業では「意思決定」について実践をしたり学んだりすることができないという点です。「意思決定」とはどういうことか、その結果に対して自分はどんな責任を負うことになるのかという基本的なことがわからないと、進路選択にきちんと向き合うことができません。『ミライの時間』では、自分自身で未来を選びとるための姿勢面についても問いかけます。

今回『ミライの時間』は、エイスクールが企画開発のリードを担当しました。本プログラムの導入にご関心のある方は、学校法人河合塾までお問い合わせ下さい。