土日ミルク「なりきり広告クリエイター」の授業プログラムを企画開発のイメージ

土日ミルク「なりきり広告クリエイター」の授業プログラムを企画開発

牛乳広告の制作を通して、子どもたちの考える力を育む授業プログラム・教材
クライアント
一般社団法人Jミルク
カテゴリ
啓発
担当スタッフ
星功基
岩田拓真

「広告表現」を通じて、考える力・表現力を磨く

Jミルクが「学校給食がない日も牛乳を飲もう」をテーマに小中学生を主な対象として行っている取り組み「土日ミルク」の一環として提供する、教育プログラム「土日ミルク なりきり広告クリエイター」の企画開発を担当しました。

本プログラムは、身近にある牛乳を題材に、授業で子どもたちに広告(ポスター)を制作してもらう内容です。教科の枠を超え、広告制作というクリエイティブな体験を通じて、子どもたちが相手に伝える工夫を考える過程や制作の楽しさを分かち合い、考える力や表現力を育むことができます。

本教材は小学校の「国語」「図工」「総合学習の時間」などの授業で活用できます。2023年12月〜2024年3月の期間で、全国23の小学校・児童1,540名がこの教材を用いて学び、その後も全国で実践が広がっています。

どんなプログラム?

土日ミルク「なりきり広告クリエイター」は、小学校3~5年生を対象に、考える力や表現力を育むための教育プログラムです。子どもたちは広告クリエイターになりきり、広告主であるJミルクからの「『土日ミルク』の広告をつくってほしい」という依頼に応えて、家族や他者に向けたメッセージを込めたポスター制作に挑戦します。

プログラムではまず、広告の目的や基本的な構造について学習し、続いて言葉やデザインを考える実践活動に移ります。1コマ版(45分)ではキャッチコピーの制作を中心に行い、2コマ版(45分×2)ではさらにビジュアル表現にも取り組むことで、広告の魅力をより深く体感できます。

「牛乳」という身近な題材を通じ、日常生活と結びついた学びを深めると同時に、キャリア教育としても意義ある体験を提供します。

実際の授業の様子

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