スタディサプリ探究講座の監修・開発のイメージ

スタディサプリ探究講座の監修・開発

高校の総合探究の時間を全面サポートする教材・動画コンテンツが充実
クライアント
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
カテゴリ
教材・プログラム開発
担当スタッフ
岩田拓真
星功基

「総合探究」の授業、どうしよう?

学習指導要領の改訂により「総合的な探究の時間」が2022年度から始まります。2021年度は最後の先行実施期間ですが、探究型授業を取り入れている高校は既に7割にも及び、先行実施期間であっても多くの高校が取り組みを開始し、試行錯誤しています(リクルート調査:2020年4月時点)。

一方で、探究は従来の答えのある授業とは異なり、教科書もない中で基本的にクラス担任が担当し、授業準備・授業実施・振り返りや評価などのプロセスにおいて負担が大きいなどさまざまな課題の声も上がっているようです。

それをうけて、2021年4月からオンライン学習サービス『スタディサプリ』(提供:リクルート)において、「探究とは」の理解から授業準備・授業実施・振り返り・評価までを一括でサポートする『スタディサプリ探究講座』の提供を開始しました。a.schoolは本教材の監修・開発を担当しました。過去7年間にわたり探究学習を実践してきた知見が随所に活かされています。

本プログラムの導入にご関心のある方は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズまでお問い合わせ下さい。

「興味研究型」と「課題発見型」の2つの探究授業

『スタディサプリ探究講座』は、文部科学省が設定する探究のプロセスに沿う形で興味・好きに焦点をあて、そこから出てくる問いを調査・実験しながら進めていく「興味研究型」と、実生活や社会に目を向けて課題を探り、その課題を自分ごと化した上で、課題に対する解決策を探る「課題発見型」のアプローチから構成されています。

探究未経験の生徒が基礎から取り組める入門的な内容で、先生方には、授業や指導に必要な教材と動画コンテンツで探究授業実施のサポートをします。

スタディサプリ探究講座 6つの特長

①「課題の設定」を中心に探究活動の一連のプロセスを学べる
文部科学省が提示する探究のプロセスに沿った形で探究を実施することができます。特に「課題の設定」に時間を充て、主体的な課題設定を促します。

②柔軟に活用できる最大24コマ分の授業パッケージ
「興味研究型」と「課題発見型」という2つのアプローチのもと、探究プロセスを2回分実施いただける最大24コマのパッケージをご用意しています。

③授業進行スライド・ワークシートなど授業に必要な教材をご用意
授業実施に必要な紙教材のみならず、授業50分の質を担保した授業進行スライドやワークシートを提供します。クイズやグループワークなどの対話的な要素を充実させ、他者と協働的に取り組む授業づくりを支援する仕立てとなっています。

④生徒が主体的に探究活動に取り組み、問いの発見ができる仕立て
興味研究型では「自分の好き・興味関心を探る」から始める、課題発見型では「課題を自分ごと化する」フェーズを入れることで主体的な探究を促す設計となっています。

⑤生徒自身で振り返りができる自己評価シートとそれを基にした評価ツールを提供
探究ステップが終わるごとに振り返りながらメタ認知を促す自己評価シートを提供することで、プロセス評価の材料として役立てていただけます。

⑥先生向けの授業進行ガイド・指導用参考動画など
先生向けの教材も充実しており、授業進行時に役立つ紙冊子や指導用参考動画の提供のみならず、「探究とは」の理解の促進や、探究の授業を設計する際に役立つ先生向け講座も充実しています。

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